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4選の高橋燕市長が会見で施策や新市市長選に出馬しない考え示す(2004.9.6) |
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5日行われた任期満了に伴う燕市長選挙で4選を果たした高橋甚一市長は、6日午前11時から市役所で会見した。公約に掲げた施策について話すとともに、新市の市長選には出馬しない考えを改めて明言した。
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燕市長選に4選を果たして会見する高橋燕市長
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高橋市長は「市民が8年の実績で新任してくださった」、「またきょうから、より真剣に市政をしなければならないと、気持ちを新たにして登庁した」と再選の思いを話した。
同時に「わたしより有能な人はたくさんいますが、現時点では燕市にとって私が一番の適任者だと思っている」と自信を示し、「責任を持って指導力を発揮していく」と決意を話した。 合併については、選挙戦で高橋陣営を応援した吉田、分水の町長と「3人ががっちりスクラムを組んでいく」と結束の強さを強調。産業振興は燕ブランドの確立で対中国競争を攻めに転じ、研磨技術支援センターを創設するなどとした。 安全安心な町づくりでは、水害に備えて中ノ口川の堤防の補強を県に要望するとともに、避難場所や災害情報の伝達方法を吉田、分水とともに相談、検討しなければならないとした。 また、以前から高橋市町が合併後の新市の市長選に出馬しないと発言していたことについては「前に申し上げたとおり、今も変わっておりません」と改めて明言。「わたしより若い、50代くらいで、やる気、能力のある人に出てもらいたい」と後進のかじ取りに期待した。
さらに、当選祝いで選挙事務所を訪れた高橋一夫三条市長と「現時点ではお互いに無理と承知しているが、将来的には県央大合併に結びついていけばいいですね」と話したことも明らかにした。
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