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三条鍛冶道場建設で地元説明会に住民8人参加(2004.9.13) |
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三条市は、13日午後7時から三条市中央公民館で三条市元町、旧浄土真宗本派本願寺(通称西別院)跡地に建設する三条鍛冶道場の地元説明会を開き、地元住民に建設の概要を説明した。
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13日開かれた三条鍛冶道場建設に関する地元説明会
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当初は7月13日に開く予定だったが、ちょうどその日に水害が発生したため、2カ月余り遅れてこの日、開いたもので、地元の元町、西裏館1、八幡町から住民8人が参加。関崎光明商工部長のあいさつのあと、商工課が概要を説明した。
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敷地配置図
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三条鍛冶道場は来年4月のオープンで、旧西別院跡地の3,305m2に建設する鉄骨造り平屋建て延べ床面積458.43m2。和風の外観で、鍛冶体験場240.70m2をはじめ、研修室や展示スペースを備える。 鍛冶体験場にはコークス炉6台やスプリングハンマー3台を設置し、鍛冶技術研修、鍛冶の技体験、木工などのものづくりの実習や体験を行うほか、研修室で座学研修や講義、展示スペースで鍛冶関連作品や三条製品の展示などを行う。
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立面図
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事業費は外構工事を含めて1億円で、うち6,555万円が国の補助。工期は建物本体などが9月15日から平成17年3月13日までの180日間で、7月中旬に予定した入札は水害で9月15日に延期し、実質的な工事は9月下旬に始める。
参加者は車の通行や開館日、音や振動などの環境について質問。商工課では、スプリングハンマーの音や振動の対策に関する質問に、防音壁を設置し、大型のスプリングハンマー1台は床を1mほど堀って砂を入れる振動対策を行うと答えたほか、建設地は住宅地域で音や振動などの規制があるため、基準をクリアできるような対策をとるとなどと説明した。
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