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三条市9月定例会で高橋市長は新市市長選出馬に含み残す(2004.9.14) |
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三条市議会9月定例会2日目の14日、各会派代表市議による大綱質疑と市議の一般質問を行い、7・13水害の対応や対策について質問した。
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三条市9月定例会2日目
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午前10時から、新政クラブの高坂登志郎市議と日本共産党議員団の相田芳枝市議がそれぞれ大綱質疑を行い、避難勧告の対象地域への情報伝達がうまくいかなかったことに対して行政の責任をただし、水害関連の経費の財政への影響や被災者再建支援などについて質問した。
一般質問では梶勉市議、武士俣昭司市議の2人が水害の対応や今後の対策などに関して質問した。 一般質問の答弁で高橋一夫市長は、五十嵐川の抜本改修を最重要課題として県に強く要請しており、年内にまとまる素案に向けて県と協議し、できるだけ早く地元住民に説明していきたい考えを示した。
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新市市長選出馬について話す高橋市長
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「亡くなられた9人の方のためにも、どうしてもやり遂げなければならないと思っている」と抜本改修の実現に向けた決意を述べた。 さらに、梶市議が合併後の新市の市長選への出馬を質問すると、「合併と河川改修を一生懸命やるのが、今のわたしの立場であると思っている。出馬するかしないかは、新しい人が適当だということであれば、やってもらえばいいし、その辺は、これからの進め方で決めなければならないと考えている」と答えた。 これまで高橋市長は、新市の市長選に出馬しない考えを示してきたが、出馬に含みを残した。
また、防災無線システムの構築のために合併関係市町村で検討に入ったことも明らかにした。
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