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燕市が交通死亡事故抑止緊急対策本部の設置で交通事故シャットアウト作戦を展開spacer(2004.9.17)

燕市は、市内で重大な交通事故が多発したため、16日から30日まで燕市交通死亡事故抑止緊急対策本部(本部長・高橋甚一燕市長)を市役所に設置し、警察や関係機関と協力して「交通事故シャットアウト作戦」を展開している。

燕市役所玄関前に掲げた燕市交通事故抑止緊急対策本部設置を知らせる張り紙

燕市役所玄関前に掲げた燕市交通事故抑止緊急対策本部設置を知らせる張り紙

燕市内では、8月30日にバイク乗りの高校生、9月15日に自転車乗りの男性が死亡する交通事故があり、ことしに入ってから市内で発生した交通死亡事故は、早くも昨年1年間に並ぶ4件になった。

このため、対策本部を設置して交通事故シャットアウト作戦に乗り出したもので、市役所玄関には対策本部の名称を書いた張り紙を掲げて作戦をスタートした。

市の保有者に張った交通安全ステッカー

市の保有者に張った交通安全ステッカー

主な作戦は、市の保有車96台すべてにマグネット式のステッカーを張ることや、市の緊急自動車による市内の赤ランプ巡回、さらに道路の照明点検など交通安全施設の設備点検、4件の死亡事故のうち3件の発生場所となった新幹線の側道付近など市内の5、6カ所に交通事故抑止看板の設置など。

また、24日午後6時半からスポーツランド燕で、秋の交通安全運動の一環で高齢者安全教室を開き、自転車と車の衝突実験を行うことから、高齢者以外にも付近の人やドライバーなど、大勢の参加を呼びかけている。