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燕市合併後の成人式の8月15日実施に燕市内の呉服など3組合が春の実施を求めて陳情(2004.10.5) |
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燕・吉田・分水合併推進協議会が合併後の新市の成人式を8月15日に行うことに決めたことに対し、毎年3月に成人式を行っている燕市を中心とした構成3市町の呉服、美容院、写真関係の3組合は、春の実施を再検討するよう燕市に陳情した。
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燕・吉田・分水合併推進協議会が合併後、成人式を8月15日に行うことに決めたのに対し、燕市内を中心とした3組合が春の実施を求めて燕市へ陳情、提出した文書
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3市町の成人式は、燕市は3月の第3日曜日、吉田町と分水町は8月15日。同協議会は合併後、成人式を8月15日に新市で統一して県央地域地場産業振興センターで行うことと調整した。
しかし、8月では暑くて振り袖を着にくくなることから、地元の燕繊維組合(玉橋昭次組合長)、燕美容組合(西山栄子会長)、西蒲・燕写真師会(伊藤辰也代表)の3組合が3月から5月までの間に行うよう再検討を求めている。 3組合は8月23日に燕市役所へ陳情に出向き、同協議会に再検討を要望する組合ごとの文書を同協議会委員でもある中野邦雄助役に手渡した。 3組合そろっての陳情を呼びかけたのは、西蒲・燕写真師会の薄田恒男(株)ウスタ社長。薄田社長は、8月に成人式を行う吉田や分水では、新成人に母親の着物を着せたり、レンタルした着物を着て写真だけ撮る人もいると言い、「8月で満足なのか対象者の声を聞いて、再検討をお願いしたい」と、成人式の出席者やその家族の意向の確認を求めている。 西山燕美容組合会長は、「娘に振り袖を着せたいから反対してと言う、お客さまの声もあります」と言い、吉田町の美容組合も吉田町に要望しており、西蒲美容組合としても再度、協議会へ陳情すると言う。
同協議会事務局では、3市町で開いている合併に関する住民説明会でも、住民から同様の要望が出ていることもあり、来年度の成人式ころにアンケートを行うなどして市民の声を聞く考え。3市町の合併の調整項目について、あからさまに反対の動きがあったのは、これが初めて。
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