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7・13水害で被害を受けた三条市の復興の起点にと願いを込め、三条商工会議所青年部（山井太会長）は17日午前10時から被災地を会場に復興祈願イベント「三条熾盛祭（さんじょうしせいさい）」を行うので、大勢の参加を呼びかけている。
(株)コロナ＝三条市東新保＝の駐車場がメーン会場で、そこに設営するメーンステージでは、環境運動家ピーター・バーグさんを迎えてのシンポジウムや基調講演会、さらに三条神楽の舞やアマチュアバンド演奏、三条復興カレーライスの販売とカレーマンのアトラクションを行う。 ほかにも駐車場で栄町吉野野花灯篭の披露、青空熾盛市とフリーマーケット、スローカフェ in 三条、水害写真展、トーチをリレーする熾盛リレー、フード模擬店、木工ちびっこ広場。原信四日町店駐車場ではスケートボードのコンテストと教室、同駐車場と四日町商店街で協賛イベントや大売り出しを行う。 水害にちなんだ大がかりなイベントは、下田村雨生大蛇祭。しただふるさと祭り実行委員会（会長・佐藤寿一下田村長）が参加協力する。
ことしは水害で中止したが毎年、8月のしただふるさと祭りで俵状にしたわらでできた全長80mの大蛇を担いで村内を練り歩く行事で、今回のイベントでは、曲渕地内の五十嵐川の破堤現場からコロナ駐車場までを練り歩く。 大蛇は下田村・八木神社で神事を行って三条入りし、午後4時ころに曲渕でおはらいして出発。下田村の若衆が100人近く参加するが、担ぎ手が足りないため、同青年部でも大蛇の担ぎ手を募集している。 また、青空熾盛市は三条産品の展示即売をはじめ企業や個人を問わないフリーマーケット。13日まで出店者を募集しており、物販だけでなく来場した子どもたちを楽しまるような出店も受け付けている。1区画は3m×3mで、出店料は無料。 同青年部では、三条市が被災の経験を無駄にせず、復興に向けて努力している姿を市内外へアピールし、復旧作業を行ったボランティアへの感謝や被災者の元気につばがればと計画したもので、18,000人のボランティアにイベントの案内を兼ねた礼状を郵送した。 「熾盛（しせい）」は、火が盛んに燃え上がり、勢いのある様子、非常に活気あるという意味。「熾」の文字は「おこす」と読むことから復興の興す、再起の起こすの意味を重ね合わせ、復興への願いを託して名付けたもので、大勢の来場に期待している。 下田村雨生大蛇祭や青空熾盛市の参加申し込みや問い合わせは、三条商工会議所（電話：0256-32-1311）へ。
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