|
11日まで加茂市産業センターで2004・桐たんす展(2004.10.10) |
|
|
加茂市の桐たんすメーカー10社でつくる加茂・桐たんす展実行委員会(水品進一代表)は9、10、11の3日間、加茂市産業センターで2004・桐たんす展を開いており、伝統工芸品「加茂桐箪笥」をアピールしている。
|
11日まで加茂市産業センターで開かれている2004・桐たんす展
|
桐たんすと桐製品のメーカー直売会をメーンに、新作コンテスト、来場者に桐のコースタープレゼント、桐のまな板が当たる抽選会、古たんすの再生&修理、琴の演奏会などを行っている。
会場には伝統的なタンスと現代的なデザインのチェストタイプなど50以上の桐たんすをはじめ、桐のテーブルやいすなどの家具、桐タンスの端材で作ったトレーやはしなどの小物が並ぶ。
|
桐たんす製作体験にチャレンジする女性
|
メーカー直売価格とあって、来場者は山形や新潟市などからもあり、初日9日から「売約済み」の札が下がる桐たんすもあった。 初日のイベントの目玉は、女性による桐たんす製作体験。県内の20歳代の女性5人が参加。桐たんす職人が1対1で指導し、鉋やノコギリを使って一日がかりで2段引き出しの桐たんすを完成させた。 参加した栃尾市の五十嵐恵子さん(28)は、「1枚の板からたんすに仕上げていく作業工程の、すべてが手作りでびっくりした」と話し、微調整などでみせる職人の技の正確さに感心していた。
10、11日は午前9時から午後6時まで開き、10日は午前10時半と午後2時の2回、琴の演奏会を開く。入場無料。
|