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県の防災ヘリも参加した平成16年度栄町消防演習spacer(2004.10.10)

栄町と栄町消防団(桑原一郎団長・375人)は10日、栄町今井地内信濃川右岸河川敷と栄町立中央小学校で平成16年度栄町消防演習を行い、同演習では初めて県の防災ヘリコプターも参加して迫力の訓練を行った。

10日行われた平成16年度栄町消防演習の一斉放水訓練

10日行われた平成16年度栄町消防演習の一斉放水訓練

栄町消防団、三条地域消防本部栄分署のほか、町民など約400人が参加。午前7時に刈谷田川右岸排水機場に集結して、積載車緊急走行訓練、蒲原大堰上流の信濃川右岸河川敷で小型ポンプ30台による一斉放水訓練を行った。

県の防災ヘリコプター「はくちょう」の性能や仕事を説明する県消防防災航空隊隊員

県の防災ヘリコプター「はくちょう」の性能や仕事を説明する県消防防災航空隊隊員

栄町立中央小学校に会場を移して、消防団員と積載車30台やはしご車で分列行進、防災ヘリコプターによる救出訓練、小型ポンプ操法訓練、住民による初期消火訓練などを行った。

毎年、演習を行っているが、今回は初めて県の防災ヘリコプター「はくちょう」が参加。小林弘右栄町長も同乗して空から情報を収集、小学校の屋上のけが人を救出する訓練を行い、サイレンを鳴らして爆音を上げるヘリコプターの迫力に、見学する子どもは「怖い〜」と親にしがみついていた。

ヘリコプターに熱い視線の子どもたち

ヘリコプターに熱い視線の子どもたち

訓練後、ヘリコプターはグラウンドに着陸。県消防防災航空隊隊員は、ヘリコプターは7・13水害でも救助に出動し、最高速度は新幹線より速い時速287kmで、富士山より高く上空5000m近くまで上昇できることなど、性能や仕事を説明した。

参加者や見学する住民は説明に興味津々。航空隊員に質問したり、怖がっていた子どももそばによってカメラ付き携帯電話での記念撮影に収まっていた。

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