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7・13水害から3カ月ぶりに三条サカイボウルが営業を再開(2004.10.19) |
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7・13水害で被害を受けて休んでいた三条市南新保、三条サカイボウル(増田弘義取締役支配人)は18日、ほぼ3カ月ぶりに営業を再開した。三条市内唯一のボウリング場、被災地ではシンボル的な娯楽施設の再開は、復興の確かな足音を響かせた。
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7・13水害から3カ月ぶりに営業を再開した三条サカイボウル
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水害で同ボウリング場は深いところで約2mも浸水。レーンの張り替え、機械の入れ替えと、外装以外は全面的な復旧工事を行い、木製だったレーンは、今の主流のプラスチック製に生まれ変わった。
正午のオープンと同時に、待ちかねた高校生などが来場。夜は常連客や若者、家族連れが訪れ、スタッフに「開くのを待ってたて〜」と声をかけ、営業再開を喜び、ピンがはじける乾いた音と歓声が途切れなかった。 「やっと、ここまできたかなという感じ」と増田取締役支配人。被災直後の想像を絶する光景で、まったく先の見えない状態だったが、すぐに営業再開を決断し、とにかく早くと復旧を進めてきた。 ほっとしたというより、ようやくスタートラインに立ったという感じで、「わたしを含めて被災した人たちは、ぶつけようのない怒りやストレスをかかえている人も多い。そんな怒りをボウリング場に来て、ピンにぶつけて発散してほしい」と来場を呼びかけている。
24日までオープニングイベントを行っている。22日までは200円の貸し靴が無料で、ドリンク1本をサービス。23、24の2日間は1ゲーム300円でプレーできる。
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