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23日夕方の地震で、三条市と燕市では震度5弱を記録(2004.10.23) |
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23日午後5時56分ころ、新潟県中越地域を震源とするマグニチュード6.8の地震が発生、三条市と燕市でも震度5弱を記録した。
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燕三条駅が立ち入り禁止になり、利用者に事情を説明する駅員
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この地震でJR東日本の上越新幹線では、浦佐−長岡駅間で「とき325号」が脱線。新幹線を含め、県内では在来線が運転を見合わせ、高速道路も通行止めになり、県内の交通網は一般道路を除いてまひ状態となった。
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須頃地内の国道8号線上の高速道路情報
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三条地域消防本部と燕市消防本部に設置された震度計は、いずれも震度5弱を記録した。 JR燕三条駅では、脱線のあった上越新幹線と弥彦線がいずれも運転を見合わせたことと、その後も強い余震が続いたため、駅舎内で利用客がけがをしないように立ち入り禁止にし、駅員が訪れる利用者に駅舎に入られないことを説明していた。
三条市須頃地内の国道8号線に設置された高速道路情報の表示板は、地震通行止めを表示。震源地では火災発生や道路陥没など大きな被害が出ており、三条市や燕市ではそれほどではないにしろ、各地で水道管の破裂やガスもれが発生。両市とも避難所を設置するなど、対応に追われている。
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