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三条市は避難所を設置、厚生福祉会館には300人余りが避難(2004.10.23) |
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地震の発生で、三条市では午後10時までに17人のけが人があったほか、数カ所で水道管の破裂などの被害があった。また、三条市厚生福祉会館をはじめ小学校など13カ所の避難所を設置し、午後9時半までに300人余りが避難した。
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午後9時半までに300人余りが避難した三条市厚生福祉会館
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午後10時までに市が把握しているけが人17人のうち、自力で病医院へ行った人が12人、救急車で運ばれた人は5人だった。
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講堂を地震に対応する部屋に充てた三条地域消防本部
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対応に追われる三条市役所
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通行止めになった一新橋
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三条市の13カ所の避難所には午後10時までに、314人が避難。市役所前の厚生福祉会館には午後7時ころから付近の住民が避難し始めた。9時半現在での避難者の数は、嵐南地区にある総合福祉センターが148人と最も多く、次いで月岡小学校の67人など314人。
三条地域消防本部(堀内俊夫消防長)では、地震発生から間もなく、地震の状況を把握するための体制を署内の一室に設けて対応している。
午後10時までに地震の影響による救急要請は6件で、三条市5人、栄町1人を病院に運んでいる。また、緊急消防援助隊の要請を受け小千谷市に救急車1台、5人を派遣した。
市内のスーパーや小売店などは、1回目の揺れのあとから早々に閉店する店もあり、三条市西裏館、ジャスコ三条店でも一時閉店とし、入り口では社員が「地震のため一時閉店させていただいています」と対応。夕飯の買い物客などの車でいっぱいだった同店の駐車場は、数台を残すていどだった。
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