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日本金属研磨仕上げ技能士会（高橋薫会長）と燕研磨工業会（長谷川富一郎会長）は、29日午後6時から燕市・第一グランドホテルで第9回金属研磨仕上げ技能競技会表彰式を行い、最優秀大賞・新潟県知事賞に栄町・加藤研磨工業所(株)の今井紀幸さん(25)＝栄町北潟＝をはじめ入賞者8人を表彰した。
研磨業界の技術向上とPRを目的に平成7年から毎年、開いている競技会。ことしの課題はステンレス製香炉で、フィンガーボールを裏返したようなかたちのふたに4つの穴があり、曲面をミラー仕上げして一部にサテンデザインを施したもの。平滑さや寸法の正確さなど15項目で審査した。
地元県央地域を中心に、数年ぶりの県外からの応募申し込みもあり、計35社の46人が申し込んだ。うち27作品の提出があり、19日に審査を行って最優秀大賞の新潟県知事賞1点、最優秀賞と優秀賞を各1点、奨励賞3点、特別賞2点の8点の入賞を決めた。 表彰式には来賓や競技会参加者など40人が出席し、入賞者に表彰状を贈った。最優秀大賞の今井さんは「日々努力した結果、今回は自分のなかで納得し提出した課題で、このような賞をいただけたことを心よりうれしく思っています」と受賞者のことばを述べた。 今井さんは同競技会には3回目の出品で、一昨年の初出品で最優秀賞、昨年の特別賞と3年連続入賞を果たしている。受賞者8人は次の通り。
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