1日、20年ぶりに紙幣一新、全国で新札お目見え(2004.11.1)

新紙幣が発行された1日、県内の金融機関も早朝から新札を用意し、一新された一万円札、五千円札、千円札の流通がスタートした。

新札が発行された1日、三条信用金庫本店で新札に両替する利用者

新紙幣への一新は昭和59年以来、20年ぶり。最新の偽造防止技術が施され、一万円札の福沢諭吉は変わらないが肖像以外は変更され、五千円札は樋口一葉、千円札は野口英世の新デザインになった。

三条市旭町、三条信用金庫本店でも開店前に日本銀行新潟支店に新紙幣を受け取りに行き、新札を受け入れられるように変更したATMなどの機械を確認。午前9時の開店から窓口での取り扱いを開始し、30分ほどで約10人が新紙幣に両替していた。

3種類の紙幣を両替した男性は、「せっかく発行日に銀行に来たので両替していこうと思いまして。高級感がありますね」と新紙幣の感触を確かめていた。

■関連リンク

新様式の日本銀行券の発行について（財務省）

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