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三条、栄、下田の3市町村が合併協定調印式(2004.11.4) |
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三条、栄、下田の3市町村は、4日午前10時から三条市・ハミングプラザビップで合併協定調印式を行い、平成17年5月1日の合併に向けて大きな一歩を刻んだ。
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合併の調印を行う三条、栄、下田の市町村長
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調印式を前に三条・栄・下田合併協議会は午前9時半から同所で最後となる第12回会議を開き、3市町村の合併協定書を原案通り決めた。
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4日行われた三条、栄、下田の合併協定調印式
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調印式は、同協議会の委員37人全員と来賓の嵐義明、佐藤元彦、竹山昭二の3県議、ほかに各市町村の議会議員全員も出席。特別立会人として出席の予定だった泉田裕彦県知事は、9時前に中越地方で震度5強の地震発生のため、欠席となった。 幹事長の西川増昭下田村助役が、平成14年1月に三条、燕、栄、下田の4市町村で合併研究会設立準備会の設置準備に始まる経過を報告。参加市町村が変わり、7・13水害、新潟県中越地震と災害に見舞われながらも、ようやく調印式を迎えたことを順を追って話すと、出席者は目をつぶったり、一点をじっと見つめたりと、それぞれの思いで聞き入っていた。 調印は、3首長が4部の合併協定書にそれぞれ署名、押印したあと、同協議会の委員34人が立会人として署名した。
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調印書を披露する3首長
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高橋一夫三条市長はあいさつで、委員や議会など関係者に感謝するとともに、「これからの時代にふさわしい活力あるまちづくりを目指すことはもちろん、県全体の均衡ある発展における県央地域の役割を重要性を踏まえ、県央地域の核である自覚と責任をもった行政運営を目指していく必要があると思っている。本日、調印した合併協定書は、それらに向けた確固たる信念の表れであると思っております」と決意を述べた。
今後は、11月12日に3市町村議会で配置分合などの議決を行い、合併を県知事に申請する。
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