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三条、栄、下田の3市町村議会が合併に伴う廃置分合を可決spacer(2004.11.12)

合併を目指す三条、栄、下田の3市町村議会は12日、それぞれ臨時会を開き、3市町村とも合併に伴う廃置分合に関する議案を可決した。廃置分合は地方公共団体の法人格の発生、消滅に伴うことによる市町村の区域変更のことで、3市町村はそれぞれの市町村を廃し、全体をひとつの市として合体することに決めたことで、議会レベルで平成17年5月1日の合併実現が確定した。

廃置分合に関する議案を可決した12日の三条市議会

廃置分合に関する議案を可決した12日の三条市議会

午前10時から開かれた三条市議会では、高橋一夫三条市長が提案説明を行い、合併の枠組み移り変わり、先の7・13水害でスケジュール変更に迫られたことなどにふれ、「これまでの道のりは決して平坦なものではなかった」と振り返った。

提案説明を行う高橋市長

提案説明を行う高橋市長

さらに「合併の効果を最大限に活用して、これからの時代にふさわしい、そして、県央地域の核となれるような町づくりの実現に向け、3市町で協力、連携をさらに強く深め、取り組みを行ってまいりたい」と説明した。

質疑、討論のあと、起立採決し、賛成多数で可決。廃置分合に伴う財産処分に関する協議について、議会の議員の定数に関する協議、議会の議員の在任に関する協議などについても原案通り可決した。

3市町村での廃置分合についてなどの議案の可決を受けて、この日午後2時半から三条市体育文化センターで3首長が合併の協議書の署名を行い、来週早々にも県知事に合併を申請する。