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加茂市市制施行50周年記念式典で1,000人が半世紀の節目を祝う(2004.11.15) |
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昭和29年3月10日の市制施行から半世紀の加茂市は、14日午後1時から加茂文化会館で市制施行50周年記念式典を行い、約1,000人が列席して50年の節目を祝った。
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14日行われた加茂市の市制施行50周年記念式典
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加茂市出身の泉田裕彦県知事をはじめ、地元国会議員、加茂市と友好都市の東京都大島町の藤井静男町長、加茂市出身の文化人や県内の市町村長などの来賓や関係者ら合わせて約600人と市民400人の合計約1,000人が列席した。
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小池加茂市長
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泉田知事
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宝塚の一樹慎さん
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声楽家三浦克次さん
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新潟県中越地震で亡くなった人たちに全員で黙とうをささげて開式。市内の小中学生と成人合わせて100人余りの市民混声合唱団が、市内3中学校の吹奏楽部の演奏で「加茂市民歌」を斉唱、小学校6年生10人が市民憲章を朗読した。
式辞で小池清彦市長は「今後も、これまでに築き上げた市制の水準を堅持し、市民のみなさま一人ひとりを大切にし、幸せにする市民中心の真の民主主義市制を推進していく」と決意を示すとともに、市町村合併に反対の立場を貫き、廃止の方向にあるとされる加茂警察署と加茂病院を守ることが、祖先に対する責務と確信すると述べた。
泉田知事はこの日も防災服で、中越地震にも阪神・淡路大震災並みの支援を国に要望していることなどを話し、震災からの復興、希望のもてるふるさとになるように「県としても全力を挙げていく」とし、出席者にも支援の訴えを呼び掛けた。
また、県の立場から「加茂市の積極的な取り組みや各種施策の推進に引き続き支援、協力していく」と加茂市の発展を願った。 来賓の祝辞のあとは、加茂市出身の声楽家三浦克次さんが「見上げてごらん夜の星を」と、オペラ「カルメン」より「闘牛士の歌」の2曲を披露、同じく加茂市出身の宝塚歌劇団星組の一樹慎(かずき・しん)さんのスピーチ、式典には欠席だった加茂市出身の女優樋口可南子さんからのメッセージを披露して祝賀ムード一色に。
最後に全員で「故郷(ふるさと)」を歌って閉式したあと記念講演会を開き、元自民党幹事長の野中広務さんの講演を聴いた。
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