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今冬の燕市の車道の除雪路線延長は前年度の1.2%増、歩道除雪も1.5%増(2004.11.22) |
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燕市は、22日午前9時半から市役所で開かれた市議会産業建設常任委員会協議会で平成16年度燕市除雪計画を説明した。
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22日開かれた燕市議会産業建設常任委員会協議会で燕市の平成16年度除雪計画を説明
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16年度の車道の除雪路線は1,074路線、延長361,720メートルで前年度の1.2%(4,229メートル)増。内訳は機械除雪が前年度に比べて0.5%(1,366メートル)増の244,667メートル、消雪パイプ路線が2.5%(2,863メートル)増の117,053メートル。
機械除雪は、最初に除雪して原則として2車線を確保する第一種路線が652メートル減。その後に除雪する第二種路線が1,472メートル減、さらにその後に家屋密集カ所や幅員の狭いところを除雪する第三種路線が3,490メートル増。
第一種と第二種の路線が減ったのは消雪パイプ路線が増えたのと、道路台帳を見直したため。第三種路線は地元からの要望で私道など公衆用道路を増やしたもので年々、増えている。
凍結防止剤散布は前年度と同じ23カ所、6,150メートル。うち市道は橋、坂、カーブ、交差点など18カ所で、国県道5カ所は県が散布できないときに対応する。 歩道除雪の機械除雪は前年度より1.5%、600メートル増の延長39,544メートルで、内訳は国県道19,600メートル、市道19,944メートル。延長分はいずれも国道289号線の白山町3、萬会館前と県央大橋東詰の井土巻3地内のレストラン前。消雪パイプ路線は佐渡橋と中央橋の2路線で計376メートル。電熱で雪を溶かすロードヒーティングは、下組横断歩道橋と南跨線橋と燕三条駅前歩道橋の3カ所。 除雪作業は市有除雪機械の車道用11台と歩道用5台の計16台と賃貸1台の17台、それに43委託業者の66台で行い、おおむね10cメートルを超える積雪増で出動する。
昨冬、燕市消防本部の観測では、初降雪は12月8日の1センチ、初積雪は同27日の2センチで、最大積雪深は2月8日の63センチ。車道除雪は一斉除雪を1月25日から4回、一部除雪を1月15日から13回、凍結防止剤散布は1月11日から8回行った。
燕市では、このあと、12月3日に区長や関係機関に説明する除雪対策会議を開き、25日に委託業者説明会と市職員説明会を開いて理解、協力を求める。
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