|
エルサルバドルへ青年海外協力隊員派遣の三条市・星野さんが三条市長を表敬訪問(2004.11.24) |
|
|
12月から青年海外協力隊員として中米のエルサルバドルへ派遣される三条市元町、星野雅子さん(30)が24日、高橋一夫三条市長を表敬訪問した。
|
地球儀でエルサルバドルの位置を示す星野さん(左)と高橋三条市長(右)
|
星野さんは青年海外協力隊の紺のブレザーを着て午前9時半に市役所を訪れ、志望動機や現地での活動を話した。
星野さんは、神戸の大学とイギリスの大学院で開発学を学び、東京の貿易会社に勤務。学生時代に学んだ発展途上国に対する興味を深め、住民参加型開発における住民間の利害関係の相違や内部対立、異なる意見の調査など、これまでに学んだ知識や技術を現場で生かしたいと青年海外協力隊に志願した。
|
青年海外協力隊員として12月からエルサルバドルへ派遣される星野さん
|
エルサルバドルはメキシコの南に位置し、面積は九州の約半分、人口は660万人余りで公用語はスペイン語。星野さんは首都のサンサルバドルからバスで2時間半のチャラテナンゴ市に赴任する。 レンパ川流域と、エルサルバドル最大の人造湖、セロン・グランテ貯水池で環境保全型持続的地域開発に取り組むNGO「レンパ川財団」に勤務。地域の零細漁民の生産力向上、商業化支援に協力。漁獲、加工、商業化の工程で女性グループを含む地域住民の参加推進などを行う。12月6日に日本をたち、人気は平成18年12月までの2年間。 星野さんは、先輩の隊員から食事はおいしいが治安が悪く、虫が多いことなどを聞いていると言い、6カ月間の研修期間中に「わたしは予防注射を7本も打ちました。多い人は10本くらい」とも。
さまざまな困難を乗り越えて現地の人に信頼されるようになりたいと意欲を語り、高橋市長は「衛生面などで病気にならないように気をつけて、元気で行ってきてください」と気づかっていた。
■関連リンク
JICAボランティア 青年海外協力隊
外務省ホームページ(日本語)-各国インデックス(エルサルバドル共和国)
|