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中企大三条校は来年度、研修実施に柔軟対応を目指す(2004.12.2) |
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三条市上野原、中小企業大学校三条校(横谷直樹校長)は、2日午後2時から同校で平成16年度運営会議を開き、来年度の基本方針や研修計画の案を審議した。
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2日、中小企業大学校三条校で開かれた平成16年度運営会議
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7月に運営組織が特殊法人から独立法人へ移行して初めての運営会議。三条校エリアの新潟、長野の2県の学識経験者、中小企業関係団体、県と市の行政機関、受講企業からなる委員15人とオブザーバーの関東経済産業局1人の計16人らが出席した。
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横谷中小企業大学校三条校校長
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横谷校長はあいさつで来年度の基本方針について、分割研修や夜間研修の実施で受講者の利便性の向上、これまでの研修とは別に業界団体や企業向けにニーズに沿った研修や施設開放を行ってより地域に密着した事業展開の推進をあげる一方、「顧客満足度を維持しながら事業費削減に努める」と述べた。 17年度の研修計画案の説明では、研修は当初計画にしばられずに年度途中でも経済状況の変化やニーズがあれば追加、中止も行い、特殊法人時代にはなかった柔軟な対応とる考えを示した。 16年度の研修実績状況報告では、7・13水害の影響は意外に少なく、12月までは受講者数は順調に推移しているが、中越大震災による経済の停滞で1月以降はいくらか低調と説明した。
また、受講者の比率は新潟県85.8%、長野県5.8%で、長野県へのPRの必要性や、県内でも三条、燕など数年間、減少傾向が続いていることなどを説明し、委員の意見を求めた。
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