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[NUM総合講座レポート・11/24]相場丈夫相場鍍金(株)代表取締役(2004.12.2) |
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平成16年11月24日
テーマ:「路傍の花が見えますか−生かされて生きる」
講 師:相場鍍金(株) 代表取締役 相場丈夫
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新潟経営大学2年今泉和也さん
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「生かされて生きる」−これが今回の講義のテーマである。相場氏はこの言葉の意味を、人の話を聞いて何かを得ることによって生かされ、聞き手がそう感じることによって、話し手が生きる、とおっしゃった。私は、これは今回の講義だけに限ったことではなく、日常生活でも言えることで、授業中や何気ない友人との会話の中にも、得ることは多くあるということなのだと思った。
相場氏は、創造的破壊についても話された。創造的破壊とは、古いものを壊して新しいものを作るということである。日本はそのようなアントレプレナー(起業家)に対して「変わり者」としてみる傾向があり、さらにその人に対して偏見がある。残すべきところは残し、変えていくべきところは変えていかなければ日本は伸びないのだという。相場氏は現代の若者にその役割を担ってもらいたいと話していた。
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相場相場鍍金(株)代表取締役
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今回の講義でもっとも印象的だった言葉は、『理系では「1+1=2」だが、実際は「1+1=2」ではない』という言葉だ。人と人との関係の中で、「1+1=3」にもなれば、「1+1=1」にしかならないこともある。
今回の講義は経営学の視点からだけではなく、人としてどうあるべきかという話しをしていただいたように感じた。また、それは経営学が人としての生き方に通じるところがあるということなのかもしれない。私は残り2年の大学生活で、1+1を3にも4にもしてくれる人間関係を数多く育んで行きたい。
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新潟経営大学
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