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7・13水害の一般販売用のDVDに収録する資料提供を呼びかけ(2004.12.5) |
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三条市片口、自営業恒松憲一さん(36)は、三条市7・13水害のドキュメンタリーDVDを制作しており、水害の状況や復旧の様子を記録した写真や動画など、DVDに収録する資料の提供を呼びかけている。
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7・13水害の記録DVDを制作中の恒松さん夫婦
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恒松さんは埼玉県出身で、コンピューターのシステム開発の仕事をしていたが一昨年、三条市片口の酒店、メルヘンハウスの長女直美さん(27)と結婚し、三条市に移り住んで店を継いでいる。
三条地域消防本部は10月、水害の記録資料をDVDにまとめて関係機関に配布したが、そのDVDを制作したのが恒松さん。しかし、一般からもこのDVDに関する問い合わせが多いこともあり、恒松さんは販売用のDVDを制作することにした。 消防のDVDに収録した素材の提供者には、あらためて収録の了解を取りつけている。さらに、その後の復興や防災活動に役立つ内容も盛り込んだドキュメンタリーにする計画で、来年1月の完成を目指す。収益はすべて水害の義援金に充てる。 恒松さんは「見た人が、ただ『すごかったね』と思うだけでなく、この災害を教訓として伝え、子どもたちの未来のために役立つようなものを残したい」と言う。
内容をさらに充実させるため、趣旨に賛同して写真や動画を無償で提供してくれる人を待っている。提供したい人や問い合わせは、メルヘンハウス(電話:0256-35-7070)へ。
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