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[NUM総合講座レポート・12/1]貝瀬功一新潟市産業経済局商工労働部産業企画課参事課長(2004.12.6) |
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平成16年12月1日
テーマ:「新・新潟市の産業創造支援への取り組み」
講 師:新潟市産業経済局商工労働部産業企画課 貝瀬功一参事 課長
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新潟経営大学2年須貝剛史さん
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新潟市産業経済局商工労働部産業企画課の貝瀬功一課長の「新・新潟市の産業創造支援への取り組み」という講義が行われた。日本海の玄関口といわれる新潟市は、来年の3月21日に周辺12市町村と吸収合併し、全国で14番目の政令指定都市となることが決定している。合併で人口は約79万人、面積は約650km2になり、産業構造もがらりと変わる。
新潟市の目指す都市像として、「田園型政令指定都市」と「分権型政令指定都市」の要素を上手くマッチさせ、分権型都市、行財政改革、地域や産業基盤の活性化、海外姉妹都市との交流などを考えているという。新・新潟市は「国としても勿論だけれども、世界の都市として育てていかなければならない。名産品の「食と花」をツールとして、新・新潟市の都市ブランドを築いていきたい」とおっしゃっていた。
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相場相場鍍金(株)代表取締役
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そのため、新潟市雇用創出産業活性化戦略会議では、「交流産業の創造・「もの造り産業」の創造・ニュービジネスの創造・起業同士の創造」の4点を戦略テーマとして、議論がなされている。特に、ニュービジネスの創造については、アントプレナーに様々な支援や相談を行い「ヒト、モノ、カネ、情報」を支援する施策を実施しているとおっしゃっていた。 新・新潟市にはどのような産業の可能性があるのか、また、どんなニュービジネスが必要なのか、これからが非常に楽しみである。
産業都市の経営も難しいことだとつくづく感じさせられるような講義であった。
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新潟経営大学
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