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桜井よしこさんが講師のさんしん定例講演会に約300人来場spacer(2004.12.17)

三条信用金庫(杉野良介理事長)は、17日午後1時半から同金庫本店で第9回さんしん定例講演会を開き、ジャーナリスト、桜井よしこさんを講師に「変わるのは今しかない『権力の道化』〜日本の国民は今何を考えるべきか!」のテーマで聴いた。

過去最多の約300人が来場した第9回さんしん定例講演会

過去最多の約300人が来場した第9回さんしん定例講演会

年2回開いている講演会で、桜井さんの人気を象徴するように過去最高の約300人が来場し、女性が目立った。

桜井さんはベトナム生まれで県立長岡高等学校を卒業。1980年から96年まで日本テレビ「今日の出来事」のキャスターを務めるなど、ジャーナリストとして活躍。講演会ではダークなスーツで演壇に立ち、テレビの印象と変わらない、上品な語り口で話した。

「私は新潟の出身。母は小千谷の出身で、新潟県に来るとふるさとに戻ってきたなと感じます」と話し、ことしの本県は相次ぐ天災に見舞われ、桜井さんの母の実家や親類も被災した地震のことから話し始めた。

講演する桜井よしこさん

講演する桜井よしこさん

復興の様子に感動し、「こういったことをひとつのきっかけにして、新潟の人たちは、日本全国の人たちに日本人とはいったいどういう人たちなのかを見せてくださったんじゃないかなと思って、ふるさとを誇りに思い、感謝している」。

本題で、今の日本の立場について「これから2、3年間くらいが本当の分かれ道。正確に言うと21世紀の少なくとも前半の50年間、外国に牛耳られるかどうかの瀬戸際に立っている」という認識を示し、教育、金融、外交、防衛、政治などのさまざまな問題に「日本人はしっかりしなければならない」と警鐘を鳴らした。

さらに、「今、日本は、広い意味での国民教育が必要で、物事の全体像をとらえて、その問題を考えることできるような頭の構造をつくっていかなくてはならない」とした。

外交問題の論点から、日本の凋落(ちょうらく)は田中角栄元首相から始まったと言い、「新潟県人としては残念」と前置きしたうえで新潟県人は田中元首相の功罪をよく知るべきとした。

また、橋本龍太郎氏を「こいつだけは許してはならない政治家」と中国の女性官僚との親密な関係を話すなど、ソフトな口調ながら歯に衣(きぬ)着せぬ内容で、参加者を引きつけていた。

■関連リンク

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