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田上・茂野タンス店が全国伝統的工芸品公募展で準グランプリの経済産業大臣賞(2004.12.30) |
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桐家具メーカー、(有)茂野タンス店=茂野克司社長・田上町原ヶ崎新田=は、第29回平成16年度全国伝統的工芸品公募展に加茂桐箪笥『La KIRI L1 タワー』を出展、準グランプリの経済産業大臣賞に輝いた。
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第29回平成16年度全国伝統的工芸品公募展で準グランプリの経済産業大臣賞に輝いた(有)茂野タンス店の作品『La KIRI L1 タワー』
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『La KIRI L1 タワー』は、幅42センチ、高さ120センチのチェストタイプで、引き出し7段が縦に並ぶシンプルなタワー型。前面はもちろん、天板と側板とすべてを正目で統一し、とのこ仕上げで桐の素材を生かす。 その流れをこわすことなく、引出しの端に45度の切り込みを入れ、枠組みをなくした。作品名の「L1」は、リビングに置く1番目の意味。 同展は(財)伝統的工芸品産業振興協会主催で毎年、開かれており、今回は363人から417点の出展があり、7日行われた審査で入賞16点、入選394点が決まった。 同社では数年前から毎年、出展しており、平成13年にはグランプリ3席に次ぐ優秀デザインの全国商工会連合会会長賞を受賞している。
茂野社長によると、経済産業大臣賞の受賞は『加茂桐箪笥』では初めてのようで、「今回は受賞を狙っていたわけではないので、驚いた」と期待以上の成果を喜んでいる。
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平成16年度 全国伝統的工芸品公募展
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