第34回三条市元旦マラソン大会に市民753人が参加(2005.1.2)

三条市と三条市教育委員会は、1日午前8時40分から第34回三条市元旦マラソン大会を開き、元日の青空の下を3歳から79歳までの参加者753人が走り初めで新年をスタートした。

元日に開かれた恒例の三条市元旦マラソン大会

三条市はことし、栄町と下田村と合併して新三条市が誕生する。高橋一夫三条市長は「5月1日の新三条がいいスタートをきれるように、また、それぞれがいい年になるように、力強い助走の一歩にしてください」と参加者を激励した。

選手宣誓を行う参加者で最高齢の相田さん

大会参加の最高齢者の三条市横町1、相田寅松さん(79)が「正々堂々、最後まで走り抜くことを誓います」と選手宣誓。10回、20回、30回の大会出場者の表彰をして、競技に移った。

競技は例年通り、「3キロコース」、「5キロコース」、「10キロコース」、「歩け歩け（5キロ）コース」の4種目。順路は、総合体育館前を出発し、第一産業道路を進む。折り返し地点は、「3キロコース」は野島食品前、「5キロコース」はMr.パチンコ付近、「10キロコース」は麻布団地入り口付近。「歩け歩けコース」は、総合体育館を出発し、八幡宮、本成寺、神明社を通って戻るコース。

三条市体育文化センター前からいっせいにスタート

スタート直前から青空が広がったが、北風が冷たく、半袖に短パンなどトレーニングウェアの選手たちは震えながらスタートを待った。午前9時半に高橋市長のピストルの合図で3キロコースがスタート。参加者は寒さを忘れて、一斉に飛び出した。

昨年の参加は816人で近年になく多かったこともあるが、ことしはそれより7.7%、63人少なかった。昨年の7・13水害で今も仮設住宅での生活を強いられる市民もあり、元旦マラソンどころではないという市民もいたと思われる。

ただ、競技というよりは一年の験担ぎや年の節目として参加する市民が多く、天災が多発した昨年に区切りをつけて平穏な一年を願う市民の気持ちは同じだった。

いことお「歩け歩けコース」を除く各コース、各区分の6位以上は次の通り。

■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved.
三条・燕、県央の情報「ケンオー・ドットコム」kenoh.com