|
高橋三条市長が年頭のあいさつ、職員の向上に期待(2005.1.4) |
|
|
官公庁の仕事始めの4日、高橋一夫三条市長は午前9時から市役所で職員100人余りを前に年頭のあいさつを行って新しい年をスタートした。
|
官公庁仕事始めの4日、高橋三条市長が恒例の年頭のあいさつ
|
高橋市長は、「ことしは、5月1日の新市誕生に向けて、合併の仕事はわずか4カ月足らずで大変な仕事」と始めた。
年が変わり、7・13水害は昨年の出来事になったが、「100年に一回の水害は、100年後に起きるのではなく、往々にして翌年、起きている例もないわけではない」と気を引き締め、河川改修や水害に特化した防災マニュアルの確立、自治会の自主防災組織づくりの必要性を説いた。
|
年頭のあいさつを行う高橋三条市長
|
また、終戦生まれが還暦を迎える年でもあり、「ことしから来年にかけて、世の中の大きな変わり目の年と感じる」との認識を示し、具体的に憲法改正、防衛問題、小泉内閣の改革、合併などをあげた。
同様に公務員についても「小さな役所にするほど、人材が非常に求められる時代になる」と、公務員もこれまで以上に能力が問われ、数年後には三条市の行政も具体的に課長名をあげて評価され、優秀な公務員がほかの自治体に引き抜かれるような時代がやってくると信じていると持論を展開。「三条から松井やイチローがたくさん出ることを期待します」と職員を激励した。
最後に「大変な年になると思いますが、皆さんで一緒になって頑張っていってもらいたい」と10分ほどであいさつを締めくくった。
|