5日、三条中央青果卸売市場で新春恒例の初競り

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(2005.1.5)

県央地域の台所をあずかる(株)三条中央青果卸売市場＝佐藤正一社長・三条市上須頃＝は仕事始めの5日、新春恒例の初競りを行った。

5日、(株)三条中央青果卸売市場で行われた初競りの平成17年度新春初市式典

市場関係者や来賓の高橋一夫三条市長や生産者、流通業者など合わせて100人余りが参加し、午前7時から初市式を行った。

市場の発展を祈念して乾杯

佐藤社長から高橋市長に目録の贈呈

三条市に寄付した果物の入った段ボール箱

競り人の威勢のいい声が響く

佐藤社長はあいさつで、ことしの3つのテーマとして「常に前進の意欲をもつ」、「安全安心を常に心がける」、「創意に挑戦し、明るい企業をつくる」を掲げた。

高橋市長は祝辞で、昨年は災害でコメや果物、野菜が品薄になったうえ、中国などからの輸入もあって日本の農業は打撃を受けているが「ピンチをチャンスにして頑張っていただきたい」と激励した。

また、同市場は毎年、三条市に果物を寄付しており、佐藤社長からメロンやイチゴなど果物を満載した宝船1艘とミカン100箱、リンゴ50箱、バナナ30箱の目録を高橋市長に手渡した。三条市では、この果物を市内の福祉施設に届けている。

市場の発展を祈念して全員で乾杯、手締めで式が終わると、さっそくハクサイ、ダイコン、ネギ、コマツナと次々と競りを行い、市場には競り人の威勢のいい声が響き、活気にあふれていた。