|
[NUM総合講座レポート・12/22]徳橋隆行新潟県経営品質協議会運営委員(2005.1.7) |
|
|
平成16年12月22日
テーマ:「経営と経営革新について楽しく考えてみよう!」
講 師:新潟県経営品質協議会運営委員 徳橋隆行
新潟経営大学 2年 津野 良雄
|
新潟経営大学2年津野良雄さん
|
企業の経営者(経営責任者)や県や市の政策担当者をお招きした講義としては最後となる、新潟県経営品質協議会運営委員をつとめる徳橋隆行氏の講義が行われた。まず受講者全員に自問自答をさせるという今までにない形で講義はスタートした。
徳橋氏は、長く企業経営を続けるためには革新することが必要だと語る。日本に現存している株式会社で、最も長く経営が続いているのは大阪にある金剛組という会社だそうだ。なんと、1000年以上も続いているというのだから驚きである。この金剛組は、常に革新を続けてきたからこそ今でも経営が続いているのだ。だが革新をするためには自分(企業)の現在の状態を知っておかなければならない。だからこそ、それを理解してもらうためにも最初に自問自答をしたのだそうだ。
|
徳橋隆行新潟県経営品質協議会運営委員
|
そしてCVSの店舗運営指導員を例とし、「話し合うこと・伝えることの大切さと難しさ」について語る。どんなに経営を上向きにするためのアドバイスをしたとしても、相手に合わせて説明しないと分かってもらえない。それゆえ人にものを伝えることは難しい。だからこそ相手と話し合い、その人に「効く」ものを「聞く」ことが大切なのである。そうすることで初めて相手の視点に立つことができるのだと語った。
革新の必要性や伝えることの大切さ難しさなど、経営や経営者の視点から見た、今までに考えたこともない、また考えるということの大切さを痛感するとてもためになる講義であった。
■関連リンク
新潟経営大学
|