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外は厳寒でも保内公園熱帯植物園は緑茂るジャングル(2005.1.9) |
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冬はいよいよ本番で、雪に覆われた町はモノトーンの世界。それとは対称的に三条市保内公園の熱帯植物園では、生き生きとした熱帯のグリーンとカラフルな花や果実が一段と鮮やかだ。
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外は雪でも保内公園熱帯植物園はジャングルのように緑が生い茂る
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外は氷点下でも温室の室温は暖房で最低でも15度を保つ。温水プールのようなじめっとした空気で、ガラス張りの天井から結露したしずくが落ちる。
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保内公園熱帯植物園に咲くカトレアの花
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ドンベヤ・ウォーリッキー
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正面入り口を入るとカトレアや洋蘭の黄や紫の花が出迎えてくれる。緑の相談所側の入り口前では、マダガスカル産の「ドンベヤ・ウォーリッキー」が数十のピンク色の花を密集させて直径10cmほどの球形を作って咲く。 果実はバナナをはじめ、真っ赤に熟したコーヒー、レモン、パパイア、パイナップル。例年なら2月末ころに出るマンゴーの花芽が、ことしは1カ月以上も早くも開花目前で、常夏の温室でも暖かかった昨年の影響が出ている。
さすがに冬場の来園者は少ないが、降る雪をガラス越しに眺めながら熱帯植物を観賞するのも一興。子どもたちは天井まで届きそうな植物やカラフルな花に「すごーい!」を連発し、「バナナおいしそー。この木の種、欲し〜い」と、貸し切り状態の植物園を満喫している。
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