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ひな人形商戦が早くも本格化(2005.1.10) |
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3月3日の「ひな祭り」、桃の節句は、まだ2カ月近く先だが、ひな人形商戦は早くも本格化。初節句の娘や孫にと考える親や祖父母がひな人形の品定めをしている。
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ピアッツァ鶴亀社の店内にずらりと並ぶきらびやかなひな人形
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ひな人形は「立春」から2月の中旬に飾る家が多い。ひな人形を取り扱って約40年の三条市本町1、ピアッツァ鶴亀社(渡辺喜久雄社長)でも、昨年暮れから男びなと女びなだけの親王飾りや大きな段飾りまで、約50点のひな人形を展示してひな人形商戦に“参戦”している。
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コンパクトで人気の親王飾り
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飾り台は伝統的な赤い毛せんを敷いたものから、洋間に合う木調や屋久杉を使ったものまであり、バリエーションは豊富。さらに飾り台がひな人形を片づけるキリの箱になっている「収納飾り」と呼ばれる省スペースタイプも人気が高まっている。 昨年は7・13水害でひな人形をだめにした家も多い。同店にも「思い出の品だから、直せるところだけでも直して欲しい」と修理の依頼が数件あった。 ひな人形は一生どころか代々、飾り続けることもあるだけに、品定めも慎重。好みや置く場所、予算などを考え、何度か来店する人もいる。
渡辺社長は「最近は7段や8段は少なくなり、親王と三人官女の3段飾りが主流です。年々、サイズは小さくなって、内容のいいものを求める傾向」と話している。
■関連リンク
ピアッツァ鶴亀社
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