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12日の三条市は日中は氷点下で積雪は今冬最高47センチ(2005.1.12) |
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12日も三条市は雪が降り、積雪は前日11日の40センチを上回る今冬最高の47センチに。気温も日中は氷点下が続く真冬日同然の厳しい冷え込みだった。
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ひさしがはずれて垂れ下がった旧三条東高体育館
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三条地域消防本部の毎正時の観測では、11日に積雪は午後5時の27センチまで減ってから再び増え、12日に入って午前1時には30センチを超える34センチ、同6時に43センチで今冬最高を更新。同10時には最高の47センチに達した。
気温は午後3時までで最高が午前2時の0.4度。午前6時の−0.1度から氷点下が続き、最低は午後2時の−1.3度。北西の風が強く、午後1時に瞬間最大風速18.7メートルを記録し、地吹雪で数メートル先が見えないこともあった。 三条市では、前日11日に続いて2日連続、今冬2回目の全市一斉除雪を行った。 この雪と風で三条市興野、旧東高体育館では、道路に面した部分の屋根のひさしが雪の重みではずれ、幅30センチ近い鉄のひさしは長さ10数メートルにわたって屋根から垂れ下がった。 同体育館は建設から40年以上たって老朽化が著しく、昨年の集中豪雨や台風でも雨漏りしたり、ガラスが割れたりした。三条市では、老朽化に加えて屋根に水を流す融雪装置が作動しなかったため、ひさしに雪の重みがかかったのが原因としている。
融雪装置は点検してすぐに作動させたが、ひさしの撤去は屋根の雪を溶かしてから行う。12日はとりあえず危険防止のため、小学生の下校時間に合わせて職員が番をした。
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