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燕市のガス事業は6月1日に白根ガス(株)へ譲渡(2005.1.14) |
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市営のガス事業の民営化を検討してきた燕市は、14日午後4時から市役所で開かれた燕市議会議員協議会で、6月1日に白根ガス(株)=白根市=へ譲渡することに決めたことを明らかにするとともに、譲渡までのスケジュールを説明した。
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14日開かれた燕市議会議員協議会でガス事業の白根ガスへの譲渡決定を明らかに
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昨年12月24日の議員協議会で提案のあった白根ガス(株)と北陸ガス(株)=新潟市=の2事業者に見積額や提案内容を説明、市議から民営化に反対する意見がなかったことから、議会の理解を得られたものとして譲渡業者を選定した。
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白根ガス(株)への譲渡の経緯などを説明する高橋燕市長
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高橋甚一燕市長の説明では、12月の議員協議会後に市議の意見や事業者の提案内容、見積額を検討した。両事業者の提案は、白根ガス(株)が見積総額約42憶2264万円、現行料金の据え置き期間を13年間なのに対し、北陸ガス(株)は同じく35憶2000万円、3年間だった。 高橋市長は「最も条件のいい白根ガス(株)を譲渡先として、ガス事業の譲渡に関する仮契約締結し、民営化を進めたい」と理解を求めた。
今後のスケジュールは、1月中旬にガス事業譲渡仮契約を締結、2月に財産の処分及びガス譲渡に係る条例の廃止・改正について議会に提案、ガス事業譲渡契約締結。その後、関東経済産業局の認可の手続きなどを行い、6月1日にガス事業譲渡の計画を説明。その間に新聞折り込みちらしを4回、発行するなどして市民への周知を図る。
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