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燕市の合併住民説明会が4日、小池公民館から始まる(2005.2.4) |
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燕・吉田・分水合併協議会の構成市町村は、それぞれ合併に関する住民説明会を開いて合併の内容について周知を図っている。燕市では4日の燕市小池公民館を皮切りに説明会「新市のまちづくり」をスタートし、あわせて市営のガス事業の民間への譲渡についても説明している。
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4日、燕市小池公民館で始まった燕市の合併説明会「新市のまちづくり」
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燕市の説明会は18日までに10会場で、いずれも午後7時から9時まで開き、新市建設計画と行政制度調整の概要版を基に、新市の主な施策と事業を中心に説明。初日の4日は、市から高橋甚一市長や中野邦雄助役と関係課長ら22人、市議や合併協議会の委員9人が出席、市民は60人が参加した。
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新市建設計画と行政制度調整の概要版
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市民の「説明ではいいことばっかりだが、合併のデメリットを教えてほしい」の質問に対し、市は合併で地域の個性が失われる懸念があり、そのためにも小、中学校区単位の地域のコミュニティーづくりを急ぎ、「まちづくり協議会」の設立を進めたいとした。 市民からは、新庁舎建設について「特例債と言っても返すのは、われわれ市民。ホテルと見間違うような庁舎は造ってほしくない」という要望があった。 また、合併協議会の住民代表委員は、ガス事業の民営化に伴う市の説明に不満を示した。民営化の経緯は報道で見ているが、市民への説明は今回が初めてで、三条市との合併を進めていたときには「三条と合併するとガス料金が上がる、日本一安い市営の方が料金は安定する」と争点になったこともあり、きちんと説明してほしいと要望した。今後の説明会日程は次の通り。
▲7日=南公民館▲8日=西燕公民館▲9日=東公民館▲10日=松長公民館▲14日=藤の曲公民館▲15日=市役所▲16日=川前公民館▲17日=総合文化センター▲18日=小中川公民館
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