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燕市勘新地内のプレス工場で火災(2005.2.16) |
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16日夜、燕市勘新地内で火事があり、プレス工場1棟と隣接する住宅1棟の2棟が全焼した。
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火災現場で住宅から立ち上がる火柱
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午後7時ころ、燕市勘新、金属プレス業石田源一さん(67)方の木造一部2階建ての工場から火が出ているのを工場の左に隣接する石田さんの自宅にいた家族が発見、119番通報した。
工場約130平方メートルを全焼し、工場をL字型に囲むような形で隣接する石田さん宅にも移り、木造2階建て住宅260平方メートルを全焼し、午後10時に火は消えた。
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全焼して白い煙を上げる工場
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工場内には油など火が消えにくいものがあったのか、いったん工場に火はほとんど見えなくなったが、それから再び住宅で火の手が上がった。住宅は築数年だったようで、近所の人は「まだ建てたばっからてに」と、心情を察して心配そうに消火作業を見守っていた。 通報から2時間ほどで火の勢いは収まったが、その後も白い煙が工場や住宅からくすぶり続け、完全に火が消えるまでに出火から3時間かかった。 石田さん方は6人家族で、出火当時は住宅にいたようだが、全員が避難してけが人はなかった。出火原因などは警察と消防で捜査中しており、翌朝から検分を行う。
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