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三条市が平成17年度予算説明会で5月1日の合併まで1カ月分の暫定予算を説明spacer(2005.2.24)

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三条市は23日、平成17年度第1回定例会提出議案説明会を開いた。新年度スタートから1カ月の5月1日に合併するため、17年度予算は4月1日から30日まで1カ月分の暫定予算とし、歳入1,616,454,000円、歳出9,798,543,000円とする予算の概要を説明した。

23日開かれた平成17年度第1回定例会提出議案説明会

23日開かれた平成17年度第1回定例会提出議案説明会

当初予算は、歳入と歳出が同額になるのが基本だが、17年度は暫定予算のため、収支の均衡を図る必要がない。歳入については4月中に収入される額、歳出は4月中に支出負担行為をする額を基本とし、新規事業にかかる経費を計上せず、毎年度、繰り返し行われる経常的な事務事業を計上した。

合併後の新市の予算は、三条、栄、下田の3市町村の引き継ぎ分なども含めて、三条・栄・下田合併協議会の専門部会があらかじめ5月1日からおおむね3カ月分の予算を組み、5月1日に新市の職務執行者が専決。新市長が決まったら5月1日から翌3月31日までの予算を組み直す。

説明会のあとに開かれた三条市議会議員協議会では、第1回定例会の会期を3月2日から18日までの17日間とし、一般質問は8、9、10の3日間と決めた。

14日に入院し、約1カ月間の入院治療が必要と診断された高橋一夫市長は、順調に回復していると伝わるものの、3月2日からの出席は難しそうで、欠席となれば三条市の定例会で市長の役割を職務代理が務めるのは、昭和58年3月の故滝沢賢太郎市長時代以来となる。