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高橋燕市長が平成17年度の施政方針演説(2005.3.10)
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燕市議会3月定例会初日の10日、高橋甚一市長が施政方針演説を行い、来年の合併を前にその基礎固めとなる新年度の施策を説明した。
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10日の燕市議会3月定例会初日
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冒頭、高橋市長は吉田町、分水町との合併にふれ、「厳しい財政状況にありますが、基本的な施策をしっかりと行い、新市建設計画の基礎を固め、また、私と皆さまとの約束であります、市民の幸福を第一に考える。これを果たすため平成17年度予算案を提案します」と述べ、合併前に懸案の西燕保育園の改築事業を「なんとしても行いたい」とする考えを示し、施策を説明した。
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施政方針演説を行う高橋燕市長
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具体的な施策として、合併を最初にあげ、次に、産業の振興、都市基盤整備、保険・福祉施策の充実、教育の充実、すみよいまちづくり、効率的な行政運営の順に説明した。
合併では、合併によって懸念される地域コミュニティーの衰退を招かないように、地域コミュニティーづくりの組織として、「(仮称)まちづくり協議会」の設立を各地域単位で進める。
産業振興施策としては、新産業の創出、新分野の開拓、商業の振興に力を入れる。また、保険・福祉施策の充実では、社会福祉法人燕更生福祉会と連携しながら、国や県からの補助の内示を待ち、(仮称)第3特別養護老人ホームの18年度開設に向け施設整備を図る考えなどを示した。
最後に、高橋市長は「私が一貫して取り組んできた合併は、議会のご協力をもって、いよいよ夢が現実となるところ」と述べ、将来の合併は「単に規模の大きさに頼ることなく効率的な行政運営をもって市政運営がなされるよう、しっかりとした基礎作りに取り組みます」と決意を示し、議会と市民の理解と協力を求めた。
■関連リンク
高橋甚一燕市長の平成17年度第一回燕市議会定例会施政方針演説全文
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