|
(株)マルト長谷川工作所が4月1日、ニッパー型爪切り「Nail Pro X」発売(2005.3.14)
|
|
|
(株)マルト長谷川工作所=長谷川直社長・三条市土場=は、同社のネイル・ケアシリーズのニッパー型爪切り3作目「Nail Pro X(ネイルプロエックス)」を4月1日、発売する。
|
(株)マルト長谷川工作所が4月1日、発売するニッパー型爪切り「Nail Pro X」
|
高級ステンレス鋼に同社独自の鍛造技術を施し、刃付けはミクロンの世界を極めるNCマシンを駆使。ハンドルはつや消し仕上げで、機能美をあふれる洗練されたデザイン。全長120mm、刃長13mm、重量55g、爪ヤスリと人工スエードの専用ケースがセットで、定価8,000円。
同社は「ウイング爪切り」(定価15,000円)と「ネイルプロ爪切り」(同3,240円)の2種類のニッパー型爪切りを生産しているが、その間を埋める価格、性能を求めるユーザーや取扱店の要望に応えて新作を開発した。 昭和30年代後半、先代社長の時代に資生堂のノベルティーでニッパー型の爪切りを作っていたことから、先代社長の一周忌にあわせて昨年暮れ、「Nail Pro X」の原型を先代社長の名前「藤三郎」と命名して関係者へ配ったところ、予想を超える反響があり、発売前から大手のギフト関係商社や医療、介護の関係者からも問い合わせがあるという。 「今の経済は、材料の入手困難や市場の低迷などで、一歩が踏み出せない状況だが、金物屋さんも新しい方向を模索している。作る側から提案していかなければいけない」と長谷川晴生専務。理美容師の道具に対するさまざまな要望に「徹底してやっていく」と妥協を許さず取り組んでいる。
同社はペンチなど作業工具でブランドを確立しているが、10年ほど前から理美容ばさみの開発に着手した。6年前に発売、美容業界へ参入し、ネイリスト界の第一人者、仲宗根幸子さんのオリジナルニッパーの開発にも携わり、3年前にネイル用のニッパーを発売。金属加工専門メーカーならではのクオリティーの高い製品を開発している。
■関連リンク
マルト長谷川工作所
|