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三条市の姉妹都市、カナダ・バーン市から初めて青少年が来条(2005.3.15)
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三条市の姉妹都市、カナダ・バーン市のウッドブリッジ校から青少年11人が三条市を訪れており、14日は市内の中学校と高校で生徒と交流したあと、市役所を表敬訪問した。
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三条市役所を表敬訪問したカナダ・バーン市の青少年たちは日本とカナダの国旗ととも記念撮影
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三条市が平成5年10月にバーン市と姉妹都市を締結して以来、バーン市から市長や議員、市職員など公職の訪問はあったが、青少年の訪問は初めて。ウッドブリッジ校から、日本なら中学2年生から高校3年生にあたる14歳から18歳の男4人、女7人の11人で、教諭など3人が引率する。
一行は11日にカナダを出国、12日夜に三条に到着し、明けて13日は市内のホストファミリーと過ごした。 14日は、県立三条商業高等学校で書道や剣道を体験、ウッドブリッジ校と姉妹校の三条市立第三中学校で給食体験や交流会に参加し、午後4時過ぎに市役所を訪れ、松永悦男教育長、田中寿市議会議長らが歓迎した。 一行は中国系、フランス系、ベトナム系、そして髪や目の色、さらには半袖シャツもいれば、セーターもと、お国柄を表すように多種多様。第三中学校の交流会でもらった千羽鶴のレイを首から下げ、順番に「初めまして」、「どうぞよろしく」と日本語をまじえて自己紹介した。 三条市側は田中議長がメモを見ながら英語で、松永教育長は「皆さんを初めて迎えるのを心待ちにしていました」と歓迎のあいさつ。ウッドブリッジ校教諭のデイビッド・テトリーさんは、日本は暖かい春と思ったら厳しい寒さや積雪に驚いたと言い、「カナダの生徒がアットホームになるよう、市役所が雪を用意してくれたのか」とジョークも飛び出して和やかだった。 一行は、15日は市内の歴史民俗産業資料館と本成寺を視察して、正午すぎの新幹線で東京へ。さらに富士山や広島、京都、大阪などを見学して24日に帰国する。
三条市からバーン市へは、三条市青少年海外派遣事業として毎年、中学生が訪問しているが、昨年は水害、一昨年はサーズの影響で中止となっていた。
■関連リンク
City of Vaughan(バーン市の公式ホームページ)
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