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栄町最後の成人式、小林町長は郷土に変わらぬ誇りと愛着を求める(2005.3.21)
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栄町は、20日午後2時から栄町農村環境改善センターで平成16年度栄町成人式を開き、合併に伴って4月30日で栄町としての歴史に幕を下ろす同町最後の新成人157人の門出を祝った。
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20日行われた栄町最後の成人式
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ことしの新成人は男76、女81の計157人で、うち127人が出席。式辞で小林弘右栄町長は、昨年の7・13水害や中越地震では、栄町も大きな被害を受け、全国からの支援に「共生」の大切さを痛感したと述べ、新成人に「どんな小さなことでもいい、困っている人にそっと手を差し伸べることのできる人間であり続けてほしい」と求めた。
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栄町成人式の最後の式辞を述べる小林町長
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誓いの言葉を述べる小林さん
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そして5月1日の三条、下田との合併について「合併後も、栄町が長い年月をかけて築いてきた歴史や文化を忘れずに、郷土に誇りと愛着を持ち続けていただきたい」、「若さあふれる行動力と自由な発想、みずみずしい感性をもって、これから始まる新しいまちづくりに積極的に参加を」と期待した。 誓いのことばで、新成人代表の中村徹さん=栄町尾崎=は、「だれもが知っている当たり前のことを、当たり前にできる社会人になる」と誓った。
成人式のために帰郷した群馬県に住む大学生は、次の帰郷は栄町ではなく三条市への帰郷になることに「合併すると、栄町の名前がなくなり、寂しくなる」と話していた。
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