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五十嵐川の橋架け替えは一新橋から、4月初めから撤去工事準備、完成19年6月(2005.3.25)
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24日開かれた三条市議会五十嵐川改修事業等調査特別委員会(原茂之委員長)で三条市は、五十嵐川災害復旧助成事業の工事発注予定、代替地の造成計画、橋梁の架け替えについてなどを説明し、架け替えが必要な4橋のうち一新橋の現橋撤去工事を4月から行う工事のスケジュールなどを示した。
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4月初めから撤去工事の準備が始まる一新橋
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三条市は、同助成事業の工事発注予定、渡瀬橋上流の工事発注予定、信濃川の三条市内工事概要、橋梁の掛け替えについて(一新橋の架け替え工事スケジュール)、代替地造成計画、県の建物調査と用地測量の進捗状況、1月に開いた関係者説明会と2月に開いた市民説明会の結果を説明した。
橋梁架け替えについては、同事業で架け替えが計画されている一新橋、嵐川橋、御蔵橋、常盤橋の4橋の中で、最も早い4月から工事に着手する一新橋の架け替え工事スケジュールを示した。 一新橋は唯一の木橋で、昭和27年の建設から50年以上たつ。昨年の水害と地震で傷みが激しく、架け替えに用地買収が伴わないため、最初に着手することにした。 4月初めから現橋を撤去する準備工事に入り、中旬以降に撤去工事を始め、5月末に撤去を完了。6月から9月は出水期で水量が増えるため、工事はせず、10月から11月にかけて歩行者と自転車が通行できる仮歩道橋の設置工事を行う。 並行して10月から橋の本体工事を行い、2年後の19年5月に完成、翌6月に供用開始。それまでの2年間、車は通行できない。 一新橋のほかの3橋の架け替え工事のスケジュールは、用地買収などの進ちょく状況などをあわせて検討。架け替えに伴う建設事業費の市負担額は、実設計が終わってから明らかになる。 質疑では、改修事業の完了する4年間は、堤防の弱い部分を知り重点的な水防対策を考えていく必要があり、改修計画の元となった調査結果を示すよう求める声があった。
ほかにも移転によって町が大きく変わることによるマイナス影響をつかみ、町づくりを踏まえた対策も示さないと工事が進まないのではないか、さらに工事に伴う橋の不通期間の産業面への影響への心配や被災した嵐南地域での説明会の開催の要望もあった。
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