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三条・一ノ木戸商店街の新しいアーケードが完成(2005.3.26)
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県や市の補助金を受けて昨年12月からアーケードの改修事業を進めてきた三条市・(協)一ノ木戸商店街(阿部謙一理事長27組合員)の新しいアーケードが完成、25日午後5時からその完成報告会と点灯式を行って完成を祝った。
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25日行われた一ノ木戸商店街のアーケード改修事業完成報告会と点灯式
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建築から30年以上たったアーケードの老朽化に伴って改修事業を行ったもので、コンセプトは「なんとなく来てしまう、古きよき原風景がみつかる街」。
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古風なデザインのブラケットライト
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新しいアーケードは、パルム立体駐車場脇から箱忠交差点までの両側、延長534m。木で覆った柱に「一の木戸」の文字を紋章のようにデザインした和風のブラケットライトを2基ずつ、計100基を設置したほか、五十嵐川堤防へ向かう3本の道路の入り口には「三八小路」など、道の通称を描いたプレートの下がるアーチ灯を設置した。総事業費は1億2712万3000円。
式典は三条信用金庫一ノ木戸支店前で行い、同商店街や工事の関係者、来賓など約40人が出席。完成報告会に続く点灯式では、来賓の豊島千早県産業労働部商業振興課長補佐、関崎光明市経済部長、渡辺勝利三条商工会議所会頭、馬場信彦同副会頭、住谷哲男三条市商店街連合会長、新海俊一長岡造形大学助教授の6人がスイッチを押すと、いっせいに外灯に明かりがついた。
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道路の通称のあるアーチ灯
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ブラケットライトはアーケード天井の蛍光灯と違って、黄色がかったやわらかな光。商店の人は「なんか、あったかみがあるよね」と話し、同商店街の活性化の役割も期待される新たな“ともしび”を見上げていた。 同商店街では、アーケード改修を機に組合員の事業意欲や経営努力、個店の魅力の向上を図るとともに、新たなソフト事業も積極的に展開しようと意気込む。
その皮切りとして30日まで「アーケードリニューアルOPENイベント」を行っている。加盟店で買い物3,000円につき1回、抽選に参加でき、一等DVDレコーダーをはじめ総額100万円の賞品が当たる。ほかにもスタンプ2倍サービスや各店独自の協賛セールも行っている。
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