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入院前以上に元気な様子で公務復帰した高橋三条市長(2005.3.28)

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高橋一夫三条市長は、28日午前10時半から行った公務復帰に伴う記者会見で、新市市長選への出馬を表明したが、手術を受けて1カ月半も入院していたのがうそのように元気な様子だった。

入院前以上に元気な様子で公務に復帰した高橋三条市長

入院前以上に元気な様子で公務に復帰した高橋三条市長

会見にのぞんだ高橋市長は、1カ月半の入院であまり日に当たらなかったためか、顔色はやや白く、少しやせたようだったが、入院前と同じかそれ以上に元気な様子だった。

背広の下に愛用の真っ赤なセーター、散髪したてのようなすっきりしたヘアスタイルで逆に若返ったような印象だった。ただ、事前に記者会見は15分以内との申し入れがあり、短い記者会見だった。

「こんにちは。お久しぶりでございます」と笑顔であいさつし、「6週間休ませていただきました。きょうから公務に復帰することになりました」と会見を始めた。

出馬表明以外では、まず病気について話した。2月14日に特発性食道破裂で三之町病院から新潟市民病院に転送された。10時間以内に手術しないと命にかかわる危ない病気だったことを後で知った。結果的には発病から7時間足らずで手術を受けることができ、さらにベテランの医師がいたことが幸いした。

術後も思った以上に回復が順調でこの日の復帰となったと説明、「とは言っても、まったく以前と一緒というわけにはいかないので、しばらくの間、慣らし運転」と焦らずにペースを取り戻すとした。

合併後の新市の問題については、融和がいちばんの問題とし、「一日も早く、ひとつの町の市民として一体になることがいちばんだと考えている」、「財政シミュレーションなどをしてきているが、実際に新しい市になってもう一度シミュレーションし、それを踏まえたなかで財政改革など新市のなかで決めていくのが新しい市長の役目」との考えを示した。

会見後、体重の変化を問われた高橋市長は、「抱いてみるかね」と以前と変わらない冗談を言っていた。