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4月1日オープンの燕市・大曲河川公園に市民200人でサクラとサツキ275本を植樹(2005.3.28)
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燕市と市民でつくる「大曲河川公園ファンクラブ」は、27日午前10時から4月1日のオープンを前に大曲河川公園で植樹祭を開き、市民約200人が参加してサクラとサツキの木を植えた。
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4月1日のオープンを前に27日、大曲河川公園で行われた植樹祭
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同公園は県のふるさと河川事業の一環で建設された多目的広場。県央大橋西詰めの中ノ口川河川敷の約6万平方メートルで、平成14年度に着工、事業費は約3憶5千万円。
植樹祭では、県の緑百年物語から寄付を受けたソメイヨシノ70本とサツキ200本、さらに燕ライオンズクラブからの寄付のシダレザクラ5本を植えた。サクラは堤防の上に、サツキは斜面に「つばめ」の文字をかたどるように植樹した。 公園に親しみ、木を大切にしてもらおうとソメイヨシノ70本は里親制として、先に里親を募集。それぞれの木のそばに里親の名前とメッセージを記した縦約25cm×横約15cmのアクリル板のプレートを立てた。
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親子そろって植樹
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前日までの寒波はゆるみ、午前10時からの開会式では薄曇りの空から日が差した。高橋甚一市長はあいさつで「10年、20年後には立派なサクラ並木になり、ここで花見ができる。市民の最高の憩いの場になるように」と期待した。 里親になった人たちは、すでに高さ3、4メートルに育ったソメイヨシノに「意外と大きいね」。家族やとなりの人と協力してシャベルを使って植えた。 家族5人で参加した水道町の5歳の男の子は「きれいなサクラになるといいな」、3歳の弟は「食べられるといいなあ」と花が咲くのを楽しみにしていた。
プレートのメッセージは、高橋市長が「悠久の大河中ノ口川よ 勇気と夢と希望を」。病気の母の名前を付け「元気に育つように」とサクラの成長に回復の願いを託したものや「新燕市合併記念」、「サッカー選手になってゴールを決める」とそれぞれの願いがこもっていた。
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