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三条市退職者辞令交付式で退職者34人に辞令交付(2005.3.31)
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三条市は、31日午前9時から市役所で平成16年度退職者辞令交付式を行い、31日付けで退職する職員34人に辞令を交付した。
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31日行われた三条市の退職者辞令交付式
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退職者の内訳は、定年15人、普通19人、県などとの交流2人の計32人。昨年の退職者は18人と例年の半分近い少なさだったが、ことしは例年並み。
定年退職は昭和38年採用が5人と最も多く、普通退職は健康上の理由や家族の介護などからの退職が多かったようだ。退職理由にはないが、合併前までと退職を先延ばしした職員や逆に昨年の7・13水害で体調を崩して退職を早めた職員もあったようだ。
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退職者代表で謝辞を述べる小林市長公室長
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辞令交付式には、退職者と職員ら200人余りが出席し、和服で出席する退職者も。高橋一夫三条市長は、退職者一人ひとりに「ご苦労さまでした」と最後の辞令書と花束を手渡した。
高橋市長はあいさつで、今年度は市制70周年、水害、合併の準備、最後は自身が病気で6週間も休むという「非常に大変な年でした」と振り返り、そんななかでも事務が遅れることなく責務をまっとうしたことに礼を述べた。
さらに、水害では自宅が被害を受けた人も多かったなか、それを顧みずに「市民のために一生懸命にやられた姿は、本当に忘れられない」。「これからそれぞれの道に進まれるわけですが、ここで培われたいろいろな経験を今度は一市民として別の形で新しい三条市のために尽くしていただきたい」と退職後の貢献にも期待した。
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花束を抱いて拍手に送られた退場する退職者
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退職者代表で小林智弘市長公室長は、「残念ながらわたくしどもは、新市の職員としての在籍はできませんが、一市民として、またそれぞれの現場から三条市のまちづくりに参加をさせていただきたい」と声を詰まらせて謝辞を述べ、退職者は職員の拍手に送られて退場した。
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