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信越線をまたいで三条駅と三条高をつなぐ三条駅東西自由通路が供用開始(2005.4.1)
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三条市が県立三条高等学校の移転に伴い平成15年度から建設を進めてきた三条駅東西自由通路が完成し、1日、供用を開始した。
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1日、供用を開始した三条駅東西自由通路
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自由通路は、信越線をまたぐかたちで三条駅正面の東新保側と新三条高校のある南新保側を結ぶ。延長85メートルで通路の幅は4メートル、地上からの高さは7メートルで、40段ほどのゆるやかな階段と自転車も乗ることができる15人乗りのエレベーター2基を備える。
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開放感あふれる通路
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15人乗りのエレベーター
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ボランティアが階段の下に生けた花
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直線部分の通路内は、壁の色はアイボリーで、壁面は両側ともひざ上あたりから天井近くまで大きな窓のスペースが広く、日中は自然の光がたっぷりと差し込む明るい通路。階段は40段ほどだが、うち2段は奥行きが広く踊り場的なゆったりとした作り。高さを変えた2段の手すりもついている。 通路分の事業費は4憶8千万円。15、16年度の三条市ひまわり債も充てている。 午後3時に供用開を始した通路には、市民がボランティアで生けた花が東西両方の入り口と通路の中央の3カ所に飾られていた。供用開始からぱらぱらと人が通っているとJR三条駅職員は話していたが、本格的な利用は新学期が始まってからだ。
三条市の担当課では、エレベーターの利用は高齢者や身体の不自由な人を優先に、また、壁やガラスにいたずらなどしないようにマナーを守って利用を求めている。
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