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平成の大合併で県内4市町村が誕生した1日、高橋燕市長が燕市の合併や今後を話す(2005.4.1)
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長岡市など合併により県内で4市町が発足した1日、燕市の高橋甚一市長は定例会見で、平成の大合併による環境の変化に伴う燕市の合併や地域の今後にについて話した。
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1日の定例会見で合併などについて話す高橋燕市長
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記者からの質問に答えたもので、この日の合併で政令指定都市へ向かう新潟市と中核都市の存在感を増す長岡市にはさまれる状況について高橋市長は、「新潟市のとなりになり、刺激もあると思う。市民に新潟に入ったほうが良かったと言われないように頑張っていかなければならないと思う」と肯定的にとらえた。
高橋市長は、三条市との合併でも合併によるスケールメリットを説いていたが、「県央広域市町村圏がいちばんの理想だった」という考えは変わらないものの、来年3月の吉田町、分水町との合併にも「産業で誇れるなどきらりと光るものがある」と自信を示した。 ただ、新潟、長岡両市のはざまで不利益を被るようになれば、「次はまた三条、燕が合併ということも起こりうる」とする一方、ここ数年でははっきりした答えは出ないという見方を示した。 ほかに、三条市長の公務復帰には「三条も頑張ってもらわなければならないし、我々も頑張らないといけないし」と復帰を喜び、高橋三条市長が新市の市長選出馬を表明には、高橋三条市長の責任感の強さから出馬を予想していた。 「自分の地域を含めた大改革であるから責任をもとうというのは当然だろうと思うし、体が全快しないうちからそう思われたのは、いい意味で、それだけの三条市長だなと思う」と賛辞を贈ったが、自身の新市市長選出馬には、これまで通り「まったく考えていません」だった。 ほかに、合併に伴う閉市式を市制50周年ともあわせたような形で行う計画であることや新燕市に向けての電算化や組織機構などの検討を進めていることなどを話した。
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