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中高一貫教育の県立燕中等教育学校で第1回入学式(2005.4.4)
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4月に創立した県内4番目の中高一貫教育校、県立燕中等教育学校(中山道夫校長)は、4日午後2時から同校で第1回入学式を行い、第1期生となる82人が入学した。
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4月開校した県立燕中等教育学校の第1回入学式
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第1期生は男30人、女52人の内訳で、制服は三つボタンの濃紺のジャケット、薄いブルーのワイシャツに男子はネクタイと濃紺のズボン、女子はリボンとグレーと紺のチェックのプリーツスカート。胸に6つの「T」の文字を組み合わせて花をモチーフにした校章をつける。
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式辞を述べる中山校長
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玄関前に掲げられた燕高校と燕中等教育学校の新旧2つの看板
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入学式は、両校の校章のある体育館で行われ、伊藤正一県教育委員会教育委員、高橋甚一燕市長、燕市はじめ近隣の小学校校長などの来賓、保護者、学校関係者らが出席し、大きめの新しい制服を着た入学生が緊張気味に入場した。 式辞で中山校長は「これから始まる6年間の学校生活を通して新しい学校をつくっていくのは、1期生である君たちの特権です」と話し、新たな道を切りひらく第1期生の自覚をうながし、期待を寄せた。 第1期生代表で中村勇友君は「ぼくたちの頑張りで、この学校の歴史をつくることになると思うので一生懸命、頑張り後輩につなげたい」と、誓いのことばを述べた。 同校は県立燕高等学校の校舎を利用して新設された。中学と高校の6年間にわたって一体的な教育を行い、2人担任制や2学期制が特色。教育目標に「地域に立脚しつつ 地球的視野で活躍できる人材の育成」を掲げる。
燕高校は3年後に募集を停止し、第1期生が6年生になる22年度から同校舎は燕中等教育学校だけになる。
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