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三条高校が新校舎で新年度をスタート(2005.4.7)
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南四日町の旧校舎から月岡1の新校舎に新築移転した県立三条高等学校(丸田堯校長・全日制962人、定時制85人)は7日、新校舎体育館で始業式、そして入学式を行い、大きく新しくなった校舎で新年度をスタートした。
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三条高校の新校舎
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新校舎の校地面積は、今年度完成予定のグラウンドなどを含めると約6万平方メートル。県内の普通高校では最大級で、旧校舎の3.3万平方メートルの約2倍の広さ。事業費は平成10年度からの地質調査などを含め58憶3300万円、17年度に完成予定のグラウンドなどを含めた総事業費は61憶4000万円。
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始業式が行われた天井の高い体育館
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校舎は4階建てで、普通教室棟、管理特別教室棟、体育館棟の3つの建物を渡り廊下で結ぶかたちで約2万平方メートル。設計は同校卒業生でもあり、加茂美人の湯の設計も手がけた川崎清氏。外観は打ちっ放しのコンクリートの薄いグレー。校内は全体的に天井が高く開放感があり、白に近いグレー系の壁と廊下に各教室の案内板などの赤や紫などがアクセントになり、渡り廊下は両側が大きな窓で自然光が差し込む。
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校舎全景
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始業式を行った体育館は、4階建ての校舎と同じくらいの高さで、天井はゆるやかなかまぼこ形。体育館に入った生徒たちは、大きな体育館に圧倒されるように顔をぐっと上げて「うわ〜、すご〜い」と天井を見上げ、目を輝かせていた。
始業式で丸田校長は、この校舎は県下でもっとも新しい校舎であり、一人ひとりのマナーが試されているという気持ちで行動をと求め、「今の君たちが感じている新鮮な気持ちを大切に、新しい校舎で過ごす喜びを大事に、1学期をスタートして欲しい」と話した。
同校では、今年度はグラウンドが完成していないため、旧校舎のグラウンドで部活動や体育祭を行う。また、新校舎のお披露目となる新校舎の竣工記念式を10月に計画している。
■関連リンク
県立三条高等学校
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