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三条市音楽協会が市制70周年記念演奏会の収益から10万円を三条市に寄付(2005.4.13)
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三条市音楽協会(斉藤捷郎会長)は、3月20日に加茂市文化会館で開いた三条市市制70周年記念・東京混声合唱団三条特別演奏会の収益金10万円を13日、三条市に寄付した。
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高橋三条市長(手前左)に10万円の寄付を手渡す斉藤三条市音楽協会会長(手前右)
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午前10時半に斉藤会長が市役所を訪れ、高橋一夫市長に10万円を包んだのし袋を手渡した。
演奏会は三条市とともに主催し、850人が来場。東京混声合唱団の桂冠指揮者、田中信昭さんを迎え、三条市音楽協会合唱団「くじら」(猪熊潤代表)と東京混声合唱団との協演も行った。 チケットはおとな3,000円、高校生以下1,500円で、1,098枚、328万円余りの売り上げがあり、そのなかから経費などを差し引いて10万円を寄付した。三条市はこれを市民文化会館建設基金に充てる。同基金の残高は平成16年度末で71,843,478円。 同協会は当初、共催の三条市から65万円の助成金を受けたが、昨年の7・13水害で復興や被災者救援に充ててほしいと、返納している。斉藤会長は「歌っている人もお客もみんな喜んでくださった」と演奏会の成功を喜ぶ一方、「利益が出たことがいちばん大変なこと」と、チケットの購入を呼びかけた市長をはじめ、大勢の協力に感謝した。
高橋市長は入院中だったため、演奏会に行かれなかったため、斉藤会長は演奏会を録音したCDも高橋市長にプレゼントした。演奏会の成功を新聞で読んでいた高橋市長は、「会場は、三条らとか、加茂らとかいう必要はないね。場所なんか関係なかったということだね」と話し、三条市に文化会館の建設を望む斉藤会長と笑い合っていた。
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