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下田村が閉村を前に記念誌と広報紙の縮刷版発行(2005.4.22)

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5月1日に三条、栄と合併する下田村は、30日の閉村を記念して記念誌と広報紙の縮刷版を村内に配付。26日には閉村式を行う。

閉村を記念して下田村が発行した閉村記念誌『下田村閉村記念誌 下田村の…』

閉村を記念して下田村が発行した閉村記念誌『下田村閉村記念誌 下田村の…』

下田村は昭和30年3月31日、長沢、森町、鹿峠の3村が合併して誕生。江戸時代に現下田村は村松藩に属し、「下田郷」と呼ばれていたのにちなんで「下田村」と命名したが、間もなく50年の歴史を閉じる。

記念誌はA4版サイズ、51ページ。表紙は、「下田村閉村記念誌」の小さい活字に筆文字で「下田村の…」とある。

巻頭の見開き4ページは村の花のヒメサユリ、八木ヶ鼻、粟ヶ岳、五十嵐川の美しい自然をモチーフに、四季それぞれの同村の風景写真で飾る。「下田村の学舎」では、廃校になった学校を含む8小学校と4中学校の校歌や旧校舎と現校舎の写真を掲載する。

ほかに、年表でつづる「下田村のあゆみ」や「下田村の貢献者」、「下田村の偉人」、「下田村の主要事業」などをテーマに収録。「下田村の貢献者」では、合併を成し遂げた人として旧長沢、森町、鹿峠の村長をはじめ、下田村の早川源一郎初代村長から佐藤寿一6代村長まで歴代村長を顔写真で紹介する。

昭和59年4月以降に発行した「広報しただ」を収録する縮刷版の上・下巻

昭和59年4月以降に発行した「広報しただ」を収録する縮刷版の上・下巻

一方、広報縮刷版は、昭和60年に合併30周年を記念してそれ以前に発行した村報「広報しただ」を収録した縮刷版を発行しているので、今回は昭和59年4月から平成17年3月までの20年間の発行分を収録。A4サイズで上巻1,038ページ、下巻960ページの2巻からなる。

記念誌と広報縮尺版の3冊で、重量は約5キロにもなる。21日から区長を通じて村内2,843世帯に配付している。

26日の閉村式は、午前9時に同役場前に設置した記念碑の除幕式を行い、式典は9時半から下田村総合体育館で開く。来賓289人、一般37人、村内の中学3年生120人の計450人が列席する。